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Fieldnetのワークショップ

1月末に、長崎大学で行われたFieldnet(フィールド研究者のネットワーク構築プロジェクト)のワークショップで発表しました。
http://fieldnet-wakana.blogspot.com/
http://fieldnet.aacore.jp

普段はバナナのことを話すことが多いのですが(参加者の中にも、バナナの熱狂者多数・・・)、今回は珍しく、私の所属する「バナナの足」研究会自体を題材にしたお話をしました。この研究会は、プロジェクトというかちっとした形でなかったゆえに、12年も続いてきたという経緯があります。ネットワーク的な気楽さと研究の継続的な深化をどのように共存させていくか、というところが焦点でした。
by bananauganda | 2010-02-25 23:46

ウガンダ、ルワンダ

この夏、アフリカに二回調査に行く機会がありました。

一回目は科研費「アフリカ地域社会における集約的農業と遺伝資源保全の両立に関する研究」の調査で、ウガンダとルワンダに行きました。とくにルワンダの調査は私自身も初めてだったため、広い地域を視ることに重点を置きました。次回の調査以降、もっと調査地を絞り込んでいきます。
後日、ルワンダの写真やバナナの料理を紹介します。

二回目は、国際農林業協働協会の調査で、ウガンダに行きました。農業に関係する機関で資料を集めたり、農業省が過去に活動を行った農村を訪問したりしました。料理用バナナの製粉加工のプロジェクトについても知ることができました。
by bananauganda | 2009-10-01 18:51

調査村訪問

先日、ウガンダ南部の私の調査村に行ってきました。
約1年ぶりの、懐かしさあふれる訪問でした。

カンパラに来た村人の方や携帯電話で情報は聞いていたのですが、
今年の村周辺は、雨が例年よりかなり少ないようです。
(少ないと言われた昨年よりもさらにひどいようです)
今年はウガンダ中・北部は大雨なのに、不思議です・・・
ただ、インゲンマメはまずまず伸びはじめていました。

いつも泊めさせていただいている家に行くと、さっそく
マトケのもてなしで、うれしい限りです。カンパラで
慣れてしまった舌にとって、村のマトケはまったく
違うなめらかな触感!


いつも勉強させてもらっていたバナナ畑では、妙に話が弾みます。
話好きのおじさんと、私のガンダ語の先生
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樹皮布づくりの季節でした。
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村周辺
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by bananauganda | 2007-10-16 18:03

畑税

新聞(8月28日New Vision)によると、ウガンダの地方行政における農家への徴税の
あたらしいシステムが出来たようです。ちなみに、従来のgraduation taxという
システムは数年前に廃止されています。

面白いと思ったのは、おもに5エーカー以上をもつCommercial farmerへの徴税額が、
畑に植えられる作物によってことなることです。
バナナとコーヒーが50,000sh/年、ココアが40,000sh/年、
茶、サツマイモ、ジャガイモ、トウモロコシが30,000sh/年などと
なっており、バナナがコーヒーとならんで最高額の徴税が求められるようです。
カンパラ周辺にいると、バナナはほかの作物よりも価値が高いと感じる面が強い
のですが、税の面でも、そのことが反映されることになるようです。

疑問に思ったのは、混作している場合の額。政府は商業用に栽培する=単作、と
想定しているかのようです。
もっとも、5エーカー=約2ヘクタール以上もつ農家は、村にほとんどないので、
大部分の人たちにとっては、関係の薄いものかもしれません。
by bananauganda | 2007-09-03 18:40

セミナー

セミナーを企画し、今日実施しました。
"Interface of anthropology and biodiversity"

私の事務所の方やCIP(International Potato Center)の方が来てくださりました。
ドメスティケーションや家畜・栽培植物の多様性に関する日本の生態人類学的研究について、
波佐間逸博さん(日本学術振興会ナイロビ・研究ステーション)から、コメントをいただきました。

私を含めて9人の研究者が、現在の作物の品種多様性、遺伝資源の現地保全に
関する研究に、人類学がどのように貢献できるのかをめぐって、話し合いました。

・私の発表に対して、経済的な要因以外にも注目して調査をおこなう人類学的なアプローチ
が新鮮に映ったようです。
市場経済と多様性との関係に関して、たとえばウガンダ西部では、カンパラへの出荷が
増えているにもかかわらず、品種多様性が逆に増えている、というコメントも受けました。
市場経済化と、品種多様性はかならずしも対立するものではなく、その間に非常に多くの
要因が絡んでくることを確認しました。
このあたり、昨年京都でおこなったワークショップでも議論になったところです。

・男女の認識や行動の違いについて、議論されました。
品種の識別をめぐって、それに限らず、女性はなにごとも、細かく認識する傾向がある、
といったことを、ある研究者が説明していました。

・サツマイモの場合は、世帯における品種構成が、歴史的に大きく変化してきたそうです。
それは、バナナの場合と大きな違いであることが分かりました。

・どのように一般化するのか、という問題で、人類学でよく用いられる、
狭い範囲で統計学をあまり用いない方法は、生物学プロパーの人たちには受け入れにくく、
そこが、二つの分野を隔てるものだ、ということも指摘されました。
。ただ、どちらにも良い点があります。
どのように相補的にするのか、という実践的問題は、セミナー以後も、つねに課題となりそうです。


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"Interface of Anthropology and Biodiversity"
Time: 10:00-12:00, 2 August (Thursday)
Venue: Boardroom, Bioversity International, Uganda

This seminar focuses on anthropological approach to biodiversity.
At first, some characteristics of anthropological perspective are introduced.
Secondly, a case study of banana farmers in Buganda is presented.
Finally, we discuss how anthropological approach can contribute
to in situ crop genetic resource management.

Programme

1 Anthropological Approach to Landrace Diversity of Bananas.
SATO Yasuaki (Kyoto University, Japan)

2 Comment.
HAZAMA Itsuhiro (Japan Society for Promotion of Science, and Kyoto
University, Japan)

3 Discussion
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by bananauganda | 2007-08-02 22:36

ウガンダのバナナ

これから、徐々に、カンパラでみられるバナナの種類を紹介していきたいと思います。

マトケの種類は多く複雑なので、それ以外のものから。

おもに生食用につかわれるものは、おもに次の二種類です。

1ndiizi、sukali ndiizi(ABだと思われていたが、遺伝子分析により最近ABBと分かる)
いわゆるモンキーバナナ。小さくとても甘いです。

2bogoya(日本でみるいわゆるバナナと形が似ている。Gros Michael系(日本はCavendish)。
スーパーマーケットでは、「アップルバナナ」とよばれるものです。たしかに、かすかに
リンゴっぽい香りがするような気がしますが・・・。
*2には、たまに赤っぽい品種があり、風味が少々ちがいます。ウガンダ人にとって、好みが分かれるところです。
by bananauganda | 2007-04-23 16:51

マトケの味と食感

ウガンダでは、バナナが主食で、その料理のひとつがマトケです。
煮るマトケもありますが、街では蒸してマッシュするのがふつうです。
昼と夜二回もマトケをたべました。

ウガンダ人の知り合いが、味について言及すると、表現がふしぎ。

「あそこの店は、マトケがshower showerで美味しくない」(E君)
「こっちの店は、マッシュするのにバナナの葉を使っているのだが、
あっちの店はへらでやっている。だからこっちの店のほうがマトケが美味しい」(C君)

shower showerというのは、つまり「水っぽい」という感じ。
ウガンダの人は、英語で「water」と言ったりします。

でもこれって味というより、食感だとおもうのですが・・・
味についての感想は、「おいしい」「おいしくない」くらいで、なかなかでてこない。

もっとも、食感と味ってなかなか分けられない、と思う今日この頃です。
by bananauganda | 2007-04-19 19:21

Liraのバナナ

イースター休暇を利用して、ウガンダ北部のLiraにいってきました!
乾燥し、暑かったです!水、ジュース、茶あわせて、一日3リットルも飲みました!
バナナは、村で家ごとに1,2本ひょろっと植わっている程度でした。

Liraはとても大きな町でした。2日くらい回ったのですが、まだ土地勘がつかめません。

Liraで売られていたバナナは、ガンダ語でndiizi(ABB)、Bogoya(AAA)、Kivuuvu(ABB)、
そのほか料理用のバナナ(AAA-EA)でした。どうも、Lira周辺と、ウガンダ東部Mbaleから仕入れてくるらしいです。トラックで料理用バナナをおろしているところを見ました。

また、Musa(ABB)でジュースもつくるらしいです。
bunch(全房)ごとでなく、主にhand(房)ごとに売られていました。


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by bananauganda | 2007-04-10 18:27

3月26日

ようやくビザがおりました・・・

3月2日は門前払いをくい、3月6日に申請したのですが、
3月14日に行ったときは、まだ出来ていないから次の週の終わりに来てと言われました。
3月23日に来たときは、インターン生に対して労働ビザを発行すればいいのか、
学生ビザなのかで係員どおしでいろいろ議論していました。そして
わたしは指定銀行へビザ申請料をふりこみました。

そして今日取得できたのですが、7ヵ月分申請していたのに、3ヵ月分(マルチ)しか
もらえませんでした。また6月に更新しないといけません。更新の手続きのときも、
また一苦労ありそうです。

わたし、前回滞在時とあわせ、この半年間で9回もイミグレに行っています・・・


先週、旅行中の日本人の方にお会いしたのですが、
彼は2ヵ月間の滞在許可を取得して入国し、2月に滞在期間をすこしだけ延長しようと
申請したそうなのですが、それから一ヶ月たった今でも、パスポートを預けたままで
まだ取得できていないとのこと。どうなっているのか聞いても、係員の人は答えてくれず
こんなところは初めてだと嘆いていました。その感じ、よく分かります。
by bananauganda | 2007-03-26 17:18

3月24日(土)

友人の知り合いの結婚式に参加しました。
ガンダ(ウガンダ中部の民族)のカップルの結婚式でした。

ガンダにおいて、すくなくとも結婚に際して、
(1)Intorduction Cermony(親族らのお見合いを大きくしたようなもの)
をしたあとに、別の日に
(2)本結婚式
を開くことになっています。
(そのほかにもいくつか式をすることもあります)

(1)のほうが伝統的な色彩が濃いといわれ、いままで観る機会に
恵まれなかったのですが、今回はじめて参加することができました。

その内容は、新郎とその親族、友人らの集団が、新婦の実家を訪ねて結婚の許可を請う
というものです。
今回は、新郎側は約40人、新婦側は村の人も合わせて約100人ほど参加していました。
式のなかでは、新郎のメッセンジャーが、新婦のおばを探し当て、交渉を申し込みます。
また、新郎のおばにあたる人が新婦の認知がおこなわれます。そして新郎側から新婦側へ
贈り物が渡され、それで十分かどうかの交渉が儀礼的におこなわれます。
その間4時間ほど。
そして、夕食を食べて終了しました。

写真は後日。
by bananauganda | 2007-03-25 10:33